サイエンスグッズワークショップの事務局ブログです。街で見かけたサイエンスグッズ?を紹介していきます。 Apr 2007
フラクタル・・・幾何学の概念みたいなものなんですけど
一番有名なものはコッホ曲線といって
1.直線を三等分する。 _ _ _
2.その真ん中の部分を∧にします。_∧_
3.すべての辺(最初は4本)で同じこと(3等分して真ん中を∧にする)をする
以下繰り返し。
そうやってがんばって繰り返していくと雪の結晶のような形になります。
このようにミクロに見ると同じ形がはいっていることを自己相似性があるといい、
それを数学的にあらわした概念がフラクタルです。
言葉で説明すると難しいので、自分で書いてみるか、
詳細はwikiなど絵がある解説をみてください☆
特にwikiにはアートっぽい絵もあるので。
というわけでフラクタル。デザインと科学で一番最初に思いついたのがフラクタルです。
数学って高度になればなるほど日常から遠ざかるイメージですが、わりとそうでもないというよい例ではないでしょうか。
数学の知識がなくても見た目でわかるし、
フラクタルは海岸線やブロッコリーなどなど自然界に多くあるものなので
生活の中でみつけたら
「あー、これはフラクタルだね!」
といえばいつもの生活がちょっぴり数学風味に。
ちょっとは知的にみえるかもしれません。
そんなわけでフラクタルでググッテみましょう。美しい絵がたくさんでてきます。
やっぱり数学ってアートに近いんだなってなんとなく納得してしまうのですが、みなさんはいかがでしょうか?
最後にグッツ情報についてですが、
Tシャツやエコバッグ、変り種ですとタイルをつくっていらっしゃるトコロを発見しました。
数学の美術なる個展もなさっていたようです。
写真もそちらからいただきました。機会があればのぞいてみてください。
はい、あと連絡が遅くなってすみませんが
このブログについてのお問い合わせは天プラまで☆(で、いいですよね?)
ちょっとレスポンス遅めですがなるべく早く対応いたしますので〜
今月は、デザインと科学をネタに書いてみたいとおもいます。
すでにグッツになっているものはグッツもあわせて紹介します。
で、最初はわたくしの(1個目の)大学院での専門だった磁性流体です。
磁性流体というのは字のまんま、磁性(磁石とくっついたり反発する)をもった流体のことです。
これだけで何か工業利用できそうな機能性流体なんですが、
近年これをアートにという動きが活発になっています。(日経サイエンスでとりあげられたりもしました)
この磁性流体アートは磁性流体のスパイク現象というものを利用します。
細かい話は抜きにして写真をみていただければわかるように、角がばーとでてくる現象のことです。
で、こいつはすでに商品化されてまして、ドイツのMach Art(名前もステキだ)というところから、
ペンスタンドにペンをたてるととスパイク現象がペンたての中でおこるというものがでてます。
アマゾンとかでも売ってます。6300円なり。
そのほか磁性流体アートプロジェクトなるものもございますので興味があるかたは見てみてくださいね。それでは。
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