サイエンスグッズワークショップの事務局ブログです。街で見かけたサイエンスグッズ?を紹介していきます。 etc.
フラクタル・・・幾何学の概念みたいなものなんですけど
一番有名なものはコッホ曲線といって
1.直線を三等分する。 _ _ _
2.その真ん中の部分を∧にします。_∧_
3.すべての辺(最初は4本)で同じこと(3等分して真ん中を∧にする)をする
以下繰り返し。
そうやってがんばって繰り返していくと雪の結晶のような形になります。
このようにミクロに見ると同じ形がはいっていることを自己相似性があるといい、
それを数学的にあらわした概念がフラクタルです。
言葉で説明すると難しいので、自分で書いてみるか、
詳細はwikiなど絵がある解説をみてください☆
特にwikiにはアートっぽい絵もあるので。
というわけでフラクタル。デザインと科学で一番最初に思いついたのがフラクタルです。
数学って高度になればなるほど日常から遠ざかるイメージですが、わりとそうでもないというよい例ではないでしょうか。
数学の知識がなくても見た目でわかるし、
フラクタルは海岸線やブロッコリーなどなど自然界に多くあるものなので
生活の中でみつけたら
「あー、これはフラクタルだね!」
といえばいつもの生活がちょっぴり数学風味に。
ちょっとは知的にみえるかもしれません。
そんなわけでフラクタルでググッテみましょう。美しい絵がたくさんでてきます。
やっぱり数学ってアートに近いんだなってなんとなく納得してしまうのですが、みなさんはいかがでしょうか?
最後にグッツ情報についてですが、
Tシャツやエコバッグ、変り種ですとタイルをつくっていらっしゃるトコロを発見しました。
数学の美術なる個展もなさっていたようです。
写真もそちらからいただきました。機会があればのぞいてみてください。
はい、あと連絡が遅くなってすみませんが
このブログについてのお問い合わせは天プラまで☆(で、いいですよね?)
ちょっとレスポンス遅めですがなるべく早く対応いたしますので〜
今回はグッツからはずれたお話です。
わたくしの専門はブツリなので、よくブツリで一般受けするいいネタないかなーと空想してるんですが
やっぱり1番楽しいのは量子力学だと思うんです。
量子テレポーテーションとか量子暗号とかもう名前だけでSFがかけちゃいそうなものがたっぷり。
中でも私の周りの文科系の人々が名前となんとなく意味だけしってて気になっているもの
不確定性原理。
不確定性原理はあの有名なかたちから改良されていることもあり→しかも日本人が
ブツリワールドでも熱いトピックだと思います。(→小澤vsケーブス)
ブツリちっくに興味ある人はぜひ来月号の日経サイエンスをどうぞ。
おおブツリの人とそれ以外の人の興味がかぶるトピックなのではと。
ちょっと前に神はサイコロを振らないっていうドラマもありましたね。
シュレディンガーの猫とか哲学的要素が入っているのが良いのでしょうね。
私は悪用されない限り(だから波動商品とか量子エネルギーでエコとかは・・・・)
正しく理解してもらいたいとかいう願望はないのでこうゆうの大歓迎です。
で、やっと今回紹介するものです。
それは劇です、演劇。
コペンハーゲンという、量子力学の論争をモチーフにした劇。
オペラとかも好きなんですが結構演劇も好きなんですよ。ロシア喜劇とか。
古典以外も興味あるのですがなかなか時間がなくていけなくて。
このコペンハーゲンも日本初演は2001年でずっと見たかったんですがいけてないのです。
内容は量子力学の基礎を築き、師弟関係でもあったボーアとハイゼンベルグが主役。
最初二人はともにアインシュタインと論争したりするんですが
戦争が絡んで関係は悪化、そのままなくなってしまいます。
この劇はその死後天国でこのふたりとボーアの妻の3人が対話するというもの。
新国立劇場のホームページで初演の写真がみることができますが
舞台が原子をイメージして丸く、3人が電子のように円を描くように歩きながら対話してる演出もあり。
というわけで3/1-3/18まで新国立劇場でやってます。
当日学生券なら1500円くらいでみれます。
誰か!一緒にいきませんか・・・。
ついに明日はワークショップですね!どんな企画ができあがるか今からわくわくです。
明日からはそのできあがった企画を紹介していけたらいいなぁ。
まだ事務局の人に何も許可はとってないのだけど。
今日は明日みなさまにお配りする名札の試作品でボツになったものをせっかくなのでお見せします。
名札にはフェルトのサイエンスモチーフがついておりますので楽しみにしていてくださいね!
また名札はすべてがスタッフの手作業でつくりましたw
差し上げますので大事にしてやってくださいね〜
ちなみにボツ名札解説
上左:Raのα崩壊とクラスター崩壊
上中:飛行機と地球
上右:水のサイクル
中左:ビーカー
中中:愛を重力で引き寄せる(滑車と台車)
中右:状態図
下左:マック
下中:はちみつとクローバー
下右:ロケットと土星
試作品は同級生の化学専攻のコがつくってくれました。
では明日、お台場でお会いしましょう!!!!!
I am not MAD
ほかの記事を用意していたんですが、たまには時事ネタも・・・というわけで
ダリ回顧展にいってきました。1月の頭まで開催しているのでいってない方もまだまだいけますよー。
ダリといえばあの歪んだ時計とチュッパチャプスのイメージですが
彼は晩年アメリカで現代物理学(原子物理、量子力学、相対性理論など)を学び、その影響を色濃くうけています。ハイゼンベルグとか。(同時にフロイトなどにも影響を受けている)
歪んだ時計ももちろんですが、この絵のタイトル『記憶の固執と崩壊』ってゆうんですが、解説によるとこの崩壊は原子核の崩壊からきてるらしいです。
また彼の絵は科学がモチーフとなっているといっても神秘主義なので、すんなりわからない(解説がないとわからない)ものが多いです。宙に浮いていることが美術的量子力学のあらわれとか・・・。でもサイエンスやってる人は結構楽しめると思います。
ちなみにわたくしは月曜の午前中にいったんですがこんでました。
共同研究者の先生と美術館の前ででくわすし、みんな考えることは同じねー
平日閉館前が一番いいみたいですよー。
私はあんまり見れなかったんで夕方もう1度リベンジ予定です
あ、肝心のサイエンスグッツについてですが
サイエンスがモチーフとなっている絵のTシャツ、ポスター、クリアファイルやゆがんだ時計なども盛りだくさんで売ってました。
写真はポストカードとダリの指人形。ほかにもホントすっごいわけわかんないグッツたくさん売ってましたw
DATA
購入場所;上野の森美術館
価格:ポストカード150円、ファイル?円、ポスター1500円前後、Tシャツ3600円前後
販売元:?
自己評価
ART:★★★★★
教育度:★☆☆☆☆
日常で使えます:★★★★☆
私の科学Tシャツコレクションをみせると、どこでかったのとよく言われます。
基本的に博物館やそういったサイエンス系のお店で買うことも多いんですが、
それよかやっぱ普通のブランドでデザイン重視したいじゃないですか。
というわけで今回は偶然科学ネタを採用したTシャツを売っているインディーズブランドをご紹介します。
インディーズといえど結構大手なのでTVで着てる人みたりしますが。
12月のデザフェスいらっしゃる方は出展されているところ多々あるのでぜひチェキってください。
1.syuriken
名前のとおり忍者や和っぽいTシャツが多いですがそんな中にトリニトロトルエンTシャツを発見。 トルエンからの合成の式も書いてあります。ベンゼン環モチーフはよく見ますが立体的になっていて私はこれが一番かわいいと思いました
2.ハンバーグ009
エンターテイメントなTシャツをデザインしているところ。
モホ面Tシャツがかわいいです。バックプリントにモホロビッチさんの写真があるのもいい!
そのうち買ってしまいそうです。NASAを題材にしたものもあります。
3.スカラビジョン
バカかっこいいTシャツ屋。理科実験室というフラスコ、試験管、シャーレなどの絵がはいったTシャツを売ってます。
あと人類進化のTシャツもあったなぁ。個人的には白地図TとトイレTも好き。
4.LOOP
かわいくておしゃれなTシャツ屋さん。すでに完売してしまったようですがカオス(バタフライ効果、写真参照)のTシャツを売っていました。今はそんなに科学科学したのはないけどロケットのTシャツはあり
5.ice-mix
ガチャTで有名なお店。CPUというTシャツをうっていて胸にあるQRコードは実際に読めるらしい。
6.レッドバズーカ
頭の悪いTシャツ専門店。DISCOVERY!という顕微鏡をのぞく人のTシャツを販売してます。
バックプリントにカバーガラスがわれたプレパラートの絵がはいってる憎いヤツ。
モーターの絵ばっかはいったモーターショーTシャツなどもあり。
個人的に火サスとピンポンダッシュがかなりつぼです。
以上6ブランドの紹介でした
おまけリンク
□FOTUS:サイバー系(GLAYのジローっぽい)ブランド。なぜか構造式Tシャツ、DNA、π、ドリーのTシャツを販売してる
□海外
Mathematicians pictures com
THE SCIENCE TeeCHER
Purely Akademic
デザイン的には微妙なのもあるけどマニアック度は高そうです。
ほかにも見つけちゃった人はココのコメントに書いていただくか、コウモトまで☆
ちょっとグッツから離れてしまうかもしれませんが、
この記事では科学を感じるウタについてです。
ピタゴラスイッチにでてくるアルゴリズム体操、アルゴリズム行進とか
びりびり科学を感じますよね。
そのほかにも歌う生物学とかあるみたいですね。
ほかにも知ってるのあったらぜひおしえてください。
周期表のウタもあるとかききました。
理系なわたくしからすると、共鳴とかでてくるだけでもドキドキです。
共鳴以外でもJ-POPでは、
松浦亜弥の曲で「x^2-9=0 x=3」って歌詞もありますね。
x>0の条件でもあったんでしょうか。
桑田圭介の「質量とエネルギーの等価性」、山口百恵の「E=mc^2」、おにゃんこクラブのなんたらピタゴラスとかも理系ゴコロをくすぐります。
あとはバンプ!!天体観測にはじまり宇宙系多いですよね。
JAZZではx=things×3÷MFなんて曲もあります。おもいっきしマイナー。
クラシックではホルストの惑星なんかもいいですね。科学というよりは神話の世界観のある音楽ですが。
イラストは某YTVのアオキ様にかいていただきました。さんきゅ。
それでは趣旨からはずれて失礼しましたー