2005年11月20日

天教支部会@茨城県立自然館

天文教育普及研究会の関東支部会に参加してきました。

私の実家から、茨城県立自然館に近い筑波エキスプレスの守谷駅まではたった1時間でついてしまい、ちょっと複雑な気分です。まあ、野田のちょっと先だし、そんなものか。茨城県立自然館は初めて行ったのですが、大変綺麗な館でした。館内見学には参加出来なかったのですが、こんどゆっくりじっくり遊びに行ってみたいですね。

支部会では、天文教育のこれまでの20年、そしてこれからの20年についての発表・討議が行われたのですが、なかなか興味深い話が多く、ためになる研究会でした。天プラからは、塚田くんが発表を行ったのですが、独自の視点でモノを言えていて良かったと思います。

茨城県立自然館
http://www.nat.pref.ibaraki.jp/toc_mar/non_fla/

投稿者 たかなし : 03:25 | - | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月19日

天文学入門講座@葛飾

葛飾区郷土と天文の博物館で行っていた第4期の天文学入門講座の最終回でした。この日の担当はシライシさんだったんですが、色々と忙しくなってしまったので、急遽代理でしゃべることになって宇宙論入門な話をしてきました。うーん、自分的には時間も短いし、十分にしゃべったって感じはしなかったです・・・が、参加者の皆様はとても熱心に聞いてくれたので、感謝感謝です。

投稿者 たかなし : 03:15 | - | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月18日

九段小天文教室

ああ、すぐ書くのをサボる私。

今日は千代田区の九段小学校で行われた天文教室のお手伝いに行ってきました。科技館の木村かおるさんを中心に行われている企画なのですが、なかなか都合が合わず、ようやく参加することができました。

参加している小学生は4〜6年生。どこの小学生も好奇心が強いものなんですが、ここの生徒さんは特に好奇心が強いように感じました。これまでの天文教室が良い成果を残しているんでしょうね。残念ながら空は雲ってしまい、金星や月なんかを観望することは出来ませんでしたが、ヤーキス天文台にネット経由でつないでみたり(あっちも曇っていましたが・・・)、太陽系シミュレータを使った解説があったりと、教える側もなかなかスキルが要求されるレベルの高い教室だったかと思います。

ところで冬の星図を配って、好きな星座を作りましょう!というワークシートも行ったのですが、小学4年生の女の子が作った星座、なんだったと思います?“ビック板(バン)座”。びっくらしました(笑)。

投稿者 たかなし : 03:07 | - | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月13日

こんな衛星を作りたい

遠くない将来に、宇宙空間はゴミだらけになります。そんな時、こんな機能がある人工衛星のオーナーになってあなたも稼いでみませんか?(笑)

【ゴミ回収機能】(宇宙開発機関、天文学者向け販売)

スペースデブリの回収を行います。注文を受けたら、その領域に直行(?)して、イソギンチャクのように周囲を漂うゴミを回収して回ります。人工衛星の周りに危ないゴミが浮かんでいる場合や、視野内に邪魔な人工天体が浮かんでいる場合を想定しています。

【人工流れ星屋】(一般向け、流星研究者向け販売)

粒子を高速で打ち出せる銃を搭載して、注文を受けたら地上に向けて微粒子を打ち出します。微粒子は、回収したゴミを断片化して、表面に注文に合わせて様々な発色をする元素を塗布しておきます。携帯電話で注文を受けて、流れ星でメッセージを送ることも出来ますよ。

【標準光源屋】(天文学者向け販売)

地上に向けて一定の強さの光や電波を発します。地上では、その光を観測することでレーザーガイドスターの代わりに利用します。ターゲット天体の視野内にこの人工衛星がいれば、標準星を撮る時間が省けて大変お得です。

【マスク屋】(天文学者向け)

宇宙空間の一定の場所にじっと留まって、視野内の明るい星をマスクしてくれます。人工的な掩蔽も起こせますので、明るい天体を隠しての観測にはご注文あれ。

【宇宙放送屋】(一般向け)

地表ではなく、宇宙に向けて電波を発信します。史上初の火星向けライブとか、史上初のアルファケンタウリ向けライブなんてできちゃいます。宇宙にあなたのメッセージを送ってみませんか?

【望遠鏡屋】(一般向け)

小さな望遠鏡を搭載していますので、注文に応じて観測も可能です。小学校の授業や、はたまたイベント用にご利用下さいませ。

意外と行けると思うんですけどね、技術的にも大したことないはずですし。だれか、作りましょう。

投稿者 たかなし : 01:55 | - | コメント (1) | トラックバック (0)

2005年11月13日

望遠鏡のネーミングライツ

市民と山形大学の研究者を中心としたNPO“小さな天文学者の会”によって運営されている山形大学天文台の命名権が売りに出されました。応募はまだ0のようですが、とても興味深い取り組みです。さすが柴田晋平さん。

この命名権販売に挑戦した事によって、

 ・天文業界に命名権の販売という発想を持ちこんだ
 ・注目される取り組みを行うことで、天文台の認知度を高めた

というメリットが挙げられるかと思います。企業が買い取ってくれても良いですが、可能ならば、山形市や山形県といった自治体、あるいは地域の商工会連絡所みたいな組織が落札して、地元が支える文化の象徴という形になると理想的かなと思います。今後の展開が楽しみですね。

“山形天文台”
http://astr-www.kj.yamagata-u.ac.jp/yao/

投稿者 たかなし : 01:38 | - | コメント (0) | トラックバック (0)

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