2006年3月3日

SDSS Standard Star Search

ブログの更新がおそーいと各所からつっつかれるんですが、とても筆無精なんです、ごめんなさい。せめて指が倍あれば・・・(どうなるというのだろう?)

ここ1ヶ月はかなりアウトリーチ系の活動は進捗があったので、まあ、おいおい報告して行きたいと思うのですが、今日は作っててすっかり忘れていた SDSS Standard Star Search システムのご紹介を。これは、去年の秋にハワイ大学2.2m望遠鏡(通称UH88)という望遠鏡を使って超新星の観測をしていた時に作ったツールで、天文研究者向けのスクリプトです。SDSSの領域の標準星の位置と明るさを、グラフィカルに表示してくれるというとても便利なツールです。おお、なんて便利。そう、便利なんですよ、これ。

ここまで読んで意味不明だと思った方は、黙って「RA 22h1m0s Dec1 0 0」と入力してぽちっとボタンを押して下さい。そうすると、真っ黒な画像と意味不明な呪文が画面下に出てきますので、それをコピーして、「SDSS SQL Search」をクリックして下さい。そうすると、英語のサイトに飛ばされます。飛ばされた先にフォームがあるので、そこに先ほどの呪文を貼り付けてボタンを押すと、数字がいっぱいの表が出てきます。この表を全部コピーして、あまのちゃんのいる一番最初の画面に戻って、フォームにコピーして送信すると・・・星の地図が出てきます。マウスカーソルを合わせると、明るさも教えてくれます。これはSloan Digital Sky Surveyという宇宙の地図を作るプロジェクトが行われている夜空の領域にある明るい星のリストなんですが、研究者はこんなデータを使いながら研究を進めているわけです。暇で暇でしょうがないときにいじって遊ぶと、天文学の研究をしている気分に浸れますよ、ぜひどうぞ(笑)

投稿者 たかなし : 01:55 | -

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