2005年3月2日

科学技術館サイエンス友の会

2月26日の土曜日、科学技術館サイエンス友の会の皆さんの国立天文台三鷹キャンパス見学会のお手伝いをしました。小学生30人くらいとその親御さんたちに、天文台の紹介プレゼンと台内案内をしたのですが、こういう機会が身近に存在する子たちをとてもうらやましく思います。僕は岡山の比較的田舎な土地で育ったのですが、近くには科学館もなく、中学になったころにできた倉敷科学センターまでは車で何十分もかかるわけです。電車でふらっと科学館に行ける都会の子はいいなぁ、といつも思います。

小さいころの僕はもっぱら本を読んで知識を増やしていました。実は結構たくさんの人が読んでいたらしい学研の『ひみつシリーズ』や、少し大きくなってからは NEWTON なんかも読んでました。最近はインターネットでいくらでも情報が手に入りますから、昔とは比べ物にならないくらいたくさんの情報に触れることができるわけで、興味のある分野さえあればどんどん情報をとりいれることができますね。しかしインターネットには正しくない情報も山のようにあるわけで・・・。本物を見分ける能力、書いてあることを鵜呑みにしない習慣、が重要になりますね。こういうのって、どこで学べるのでしょう。たとえば僕の場合天文をあつかうニュース記事に間違いがあることがある、というのに気づいたのはかなり最近だったわけですが、きっと天文だけじゃなくて他の分野の記事にも間違いがあるのでしょう。少なくとも科学ニュースの場合は研究者や研究機関がきちんと正しい情報を自分で発信する、ということができるわけですから、そういう情報発信はきっちりとやってもらいたいものです。

投稿者 平松正顕 : 00:07 | hiramatsu log

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.tenpla.net/cgi/hlog/tt-cgi/tt_tb.cgi/8

コメント

コメントしてください




保存しますか? はいいいえ