2006年2月21日

ミニサイエンスカフェ

昨日は、三鷹市のレストラン『雑多楽や』さんでミニサイエンスカフェでした。最近色々と協力を模索している三鷹市の子育て関係NPOの方たち6名+天プラから5名、打ち合わせも兼ねた会合です。話題提供者は同期のEさん、プロジェクターも使わずノートPCの画面を参加者がのぞきこむ、小さなイベントでした。

天プラもこれまで様々なサイエンスカフェをやってきました。 北海道大学CoSTEPと共催した来場者数150名超の回もあれば、その前日にレストランみんたるで開催した15名ほどの方とのサイエンスカフェもありました。『科学コミュニケーション』という言葉と艦隊を組んで日本沖に突然出現した『サイエンスカフェ』、各地で取り組みが行われていますが、各地十人十色、といったところでしょう。とりあえず「これなら正解!」というものはなさそうですし、いろいろやってみると面白くていいんではないでしょうかね。

ただ、サイエンスカフェのウリのひとつを「話者と来場者のコミュニケーション」とするならば、やはり今回のような小さな会場でやるのが良さそうです。昨日のカフェでは「で、あなたたちは何を目指してるの?」という質問があったのですが、この手の質問は偉い先生が壇上で話す講演会ではなかなか生まれませんよね。それにもかかわらずこの質問は、科学とは何で科学者は何を考えているのか、というとても基本的なところに迫ってくる、とても重要なものだと思います。

そこで半人前学生の出番です。気軽に声をかけて質問できる、そんな話者になることは○×大学教授にはなかなかできないことでしょう。

投稿者 平松正顕 : 23:15 | サイエンスカフェ

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