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2008年10月29日

星カフェ本格始動

今年の七夕に三鷹駅前にオープンした「星と風のカフェ」、当日のこのブログの記事でもお知らせしましたが、ついにオフィシャルサイトブログが公開され、国立天文台アストロトピックスでも毎週のイベント「星と風のサロン」の告知がなされました。

毎週何かしら科学に接することのできる場が企画されていて、場所も街中なのでお近くの方は比較的気軽に寄れるんじゃないでしょうか。ウェブの告知では抜けているようですが、アストロトピックスによれば18:30開始、20:30終了予定、だそうです。平日夕方なので遠方の方は難しいかもしれませんが、まあ主たる対象は地域の方向けでしょうからね。

天プラの活動について改めて考えてみる、というのを天プラコアで最近やってるのですが、天プラの活動が比較的うまくいっているように見えるのは対象を絞っているからだろう、という結論に達しつつあります。大学や研究機関の企画なんかだと、できるだけ多くの人に情報を届ける、コミュニケーションする、ということを目標にすることが多いと思うのですが、そもそも天プラのようなグループではそれは無理なので、自然と小規模なものになっていくと。今回の「星と風のサロン」もそういうマスを対象にしないイベントですね。

人と科学との接し方にはいろいろあって、知識を吸収したいとか、役に立つ情報を知りたいとか、専門家と非専門家で真剣に意見交換したいとか、あるいは気軽に楽しみたいとか、もっといろいろあることでしょう。小規模なサイエンスカフェのようなものから大規模な講演会あるいはメディア展開のようなものまで各種取り揃えれば、様々なニーズにも対応できるでしょうし、企画者を含めた参加者の満足度も上がるんだと思います。大きいものは大きい組織にお任せして、天プラはこれからもニッチを攻め続けることでしょう。ちなみに星カフェ、天プラの企画は今のところありませんが、今後何かできることがあれば協力するかもしれません。

投稿者 平松正顕 : 23:43 | サイエンスカフェ

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【閑話休題】常設サイエンスカフェ?「星と風のカフェ」

平松の活動記録 on tenpla.netのブログエントリーより. 三鷹にオープンした「星と風のカフェ」. 毎週木曜日の夕方に,何某かの科学イベントが企画されるらしい. ここ

Science and Communication : 2008年10月30日 00:57

コメント

「星と風のカフェ」のお知らせありがとうございます。
私も、東京なら時々行く機会もありますし、天文学ファンコミュ(現在88人)の人達も東京在住が多いですので、喜ぶと思います。
是非、天プラネットでも何か企画を考えてくださいね。

平松先生のプロフィールの電波望遠鏡は、ATAKAMAのサブミリ波望遠鏡だったんですね。
最初、台湾にある電波望遠鏡かなと思っていました。

天文学ファンコミュでも、ATAKAMAのALMA 計画についてトピックをしましたら、反響がすごいです。
コミュの皆さんは、ALMA計画を知らない方が多かったです。
アタカマ砂漠に80台の電波望遠鏡が・・・完成予想図を見て、感動しました。
平松先生のご研究も、どんどん進みますね。

投稿者 sopuranovoce : 2008年10月30日 12:24

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