2008年11月19日
サイエンスアゴラいろいろ
台湾(新竹市)も寒くなってきました。最高気温は18℃あったようですが、『風城』の異名を持つように新竹は風が強いので、もう少し寒く感じられます。
さて今週末、東京お台場では科学に関連する一大イベント「サイエンスアゴラ」が開催されます。世界天文年2009のキックオフシンポジウム(参加締切は明日!!)をはじめ、数多くの催しが企画されています。天プラでも2年前には「サイエンスグッズ・ワークショップ」を主催しましたが、今回は天プラとしての企画はありません。ここでは僕のところに情報が入ってくる(参加しているとまでは言えない)企画を3つご紹介します。
ワークショップ「動き出した2つの輪:『科学者コミュニケーション』の未来図」
日時: 11月22日(土) 13:00-14:10
会場: 日本科学未来館 7F 会議室1
内容: 0to1の活動の柱には「2つの輪」があります。科学者同士の輪、科学と社会の輪です。科学者が行うコミュニケーション活動とは?なぜ私たちは活動するのか? 0to1の活動の現場を紹介しつつ、来場の皆様と考えていきます。
登壇者: 小寺 千絵 氏(東京大学大学院 理学系研究科)、
音野 瑛俊 氏(東京大学大学院 理学系研究科)、
横山 広美 氏(東京大学大学院 理学系研究科 准教授)
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東大の理学系研究科の大学院生が中心となったグループ 0to1 (ゼロトゥーワン)企画のワークショップです。0to1は大学院生という立場で、研究者と研究者でない人の間のコミュニケーションについても研究者同士のコミュニケーションについても一緒に考えていこうという団体、だと僕は思っているのですが、今回は特に大学院生がそういったコミュニケーション活動にかかわっていく際の諸々について議論するワークショップです。詳しくは0to1メンバーsuikyoさんのブログを。トピックとしては大学院生に重点が置かれているので大学院生の皆さんに参加してほしいですが、もっというと指導する立場の教員の皆さんからの忌憚のないご意見もいただけるといいなぁとおもいます。直接の師弟関係にあるとなかなか言いづらい本音も、こういう場で引き出せたらより議論が深まるんじゃないでしょうか。
「横串フィールド」
日時:11月22日(土)-23日(日)
場所:東京国際交流館プラザ平成3階ホワイエの奥
内容:サイエンスアゴラ参加者のための「お休みどころ(フリースペース)」です。出展者やサイエンスコミュニケーション活動(サイエンスカフェなどで)に関係する方が交流する場(フィールド)としてご利用ください。
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僕も一応名前だけは連ねてさせていただいている、サイエンスコミュニケーションネットワーク横串会による企画。企画といっても上記内容の通り、「場」です。サイエンスアゴラは全国からサイエンスコミュニケーションに関わる人が集まるわけですが、それぞれの企画に参加するだけじゃもったいない、自由にいろんな人と意見交換したい、という皆さんのための場。"アゴラ"の名前を地で行く企画です。
「科学ライブショー『ユニバース』」
日時: 11月24日(月・祝) 10:30-12:10
会場: 日本科学未来館 7F イノベーションホール
内容: 科学ライブショー「ユニバース」では最新の宇宙像を正確に再現したコンピュータシミュレーションとともに、第一線で活躍中の研究者が案内役となって天文学をはじめとする最新の科学の話題を解説します。
第1部 10:30-11:10(40分);第2部 11:20-12:10(50分)
登壇者: 半田 利弘 氏(東京大学)・学生集団「ちもんず」(Team Chimons)
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アゴラ皆勤賞、ユニバースです。今年も本家・科学技術館を飛び出して出張ユニバース。本家ユニバースでは平面スクリーン→立体視スクリーン→立体視ドームとハードウェアの進化がすすんできましたが、「本物の科学者が本物の科学を、来場者と対話しながら伝えていく」というスタイルは1996年の開始以来変わっていません。学部生のころからお手伝いをしていましたが、ユニバースは僕の科学コミュニケーションに対する意識の形成に大きく影響を与えた存在です。活動紹介のポスター展示もあるよ。
投稿者 平松正顕 : 22:03 | 科学コミュニケーション
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Science and Communication : 2008年11月20日 05:34
コメント
ご紹介ありがとうございます!
>もっというと指導する立場の教員の皆さんからの忌憚のないご意見もいただけるといいなぁとおもいます。
本当にそうですね。
様々な立場の方と話ができると良いなぁと思っています。
投稿者 suikyo : 2008年11月20日 14:58
コメントありがとうございます。
せっかくの場ですからぜひたくさんの方に参加していただいて、企画側も参加する側もそれぞれコミュニケーションについてさらに一歩深く考えるきっかけになるといいですね。
直前でお忙しいことと思いますが、頑張ってください。
投稿者 平松正顕 : 2008年11月20日 21:11
お世話になります。とても良い記事ですね。
投稿者 グッチ 長財布 新作 : 2012年11月10日 12:24