< 2008年4月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >

2008年4月13日

台湾生活1週間

4/8に大嵐のなか成田を発ってから、もうすぐ1週間になろうとしています。まだこれから台湾でやっていくという実感は湧かないのですが、日本から送った荷物も届き、外国人登録用の写真も撮り、だんだんこちらでの生活が本格化してきます。今はまだゲストハウス(招待所)暮らしですが、一か月以内にどこかアパートを見つけて引っ越す予定です。

今いる国立清華大学は、台北から高速バスで1時間半ほど南西に行ったところにある、新竹市にあります。GoogleMapではこのあたり。広大なキャンパスに建物が点在する、理系に強い大学です。清華大学の歴史はWikipediaでも読んでいただくとして、台湾に移ってきたあと原子科学研究所として始まったのを反映して、今でも物理系の力が強いのだそうです。星の誕生や銀河の渦巻きに関する理論を構築したことで(天文学を研究している人の間では)超有名な Frank H. Shu が2006年まで学長を務めていたりもしました。

清華大学の天文研究所のスタッフは6人、全員が欧米で博士号を取っています。うち私とおなじく電波天文をやっているスタッフは2人。ポスドクは、、私だけかもしれません(まだ全体を把握してない)。大学院生や学部生もいて、週一の談話会や実習用の小さな電波望遠鏡の開発など、いろいろな活動がおこなわれているようです。

同じキャンパスに、中央研究院の高等理論天文物理研究中心(TIARA:てぃあら)があります。こちらには日本人を含めポスドクとスタッフが7,8名いらっしゃいます。写真は、そんなTIARAの正面玄関。前述の F. Shu 氏は、退職した今でも年に何度かこの研究所に足を運ぶとか。超の字のつく大御所さんですが、ぜひ一度お話ししてみたいものです。

という感じで、こちらでの研究生活についても綴っていくことにしましたので、お楽しみに。

投稿者 平松正顕 : 01:25 | 研究生活@台湾

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.tenpla.net/cgi/hlog/tt-cgi/tt_tb.cgi/137

コメント

はじめまして。突然のコメント。失礼しました。

投稿者 グッチ コート : 2012年11月10日 08:19

コメントしてください




保存しますか? はいいいえ