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2008年5月13日

waiting list

参加を申し込んでいた国際研究会 "The Early Phase of Star Formation 2008" 事務局から、『定員を超えてるのでキャンセル待ちね』という連絡がきました。いやはや残念。

こういう国際研究会は、カナダの天文学データセンターがまとめているリストを見るともうそこら中で開かれているのですが、自分の研究テーマに合ったものとなると年に一つか二つくらいです。もちろん天文学の中でも分野によってはもっとたくさんある場合もあります。観測天文学者といえども普段は研究室でコンピュータとにらめっこしながら観測データの奥に隠されたものを引き出そうと四苦八苦しているわけですが、研究者個人やグループ内だけでわかっただけではだめで、研究会に出かけて行って発表し同業者と議論するとか、論文を投稿して審査員とバトルするとかしながら完成度を高め、同時に自分の成果を世界に知ってもらうわけです。

ミュンヘン近くのお城!で開催されるこの研究会のテーマは僕の今の研究テーマに非常に近いので、ぜひ参加したかったのです。ほぼ同世代で同じような研究をしているアメリカとカナダの研究者も参加するので、その人たちとも議論してみたかったわけですが、定員60人のところ応募が106人。招待講演者や事務局の人たちが20人いることを考えると、一般参加者の倍率は何と2倍。研究会でこんなに厳しいのってそんなにないと思います。参加申し込みと一緒に提出した発表概要の内容で審査が行われて、参加できるかどうか、口頭発表かポスター掲示かの決定が行われたのです。発表概要がんばって書いたんだけどな。一応キャンセル待ちの中では上位10番以内にいるらしいんですが、どうなることやら。

投稿者 平松正顕 : 21:27 | 研究生活@台湾

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