2008年9月5日
望遠鏡なら三菱!?
日経や朝日に、三菱電機の全面広告が載ったようです。pdfではこんな感じ。
チリに建設中の我らがALMAプロジェクト、日本担当分の16台のパラボラアンテナは三菱電機（＋たくさんの協力企業）が建造を担当しています。なぜ三菱？という感じですが、昔から衛星通信用の大型アンテナを作っていて、巨大な構造物を精密に制御するノウハウを持っているんだとか。宇宙 by MITSUBISHIのページにもありますが、今も世界最大のミリ波望遠鏡である野辺山45m電波望遠鏡も、すばる望遠鏡も、国内最大口径なゆた望遠鏡＠西はりま天文台も三菱製。ちなみに右のプロフィール写真に使っているASTEも三菱製。もはや日本最大の望遠鏡メーカーといってもいいのかもしれません。
投稿者 平松正顕 : 21:08 | hiramatsu log
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コメント
平松先生、こんにちは！
NHKテレビの林先生のお話は、とても楽しみにしていました。
秋田県の誇る天文学者 林左絵子先生のご主人ですので、秋田の人間もそうとう見たようです。
先生の穏やかな語り口と、すばる望遠鏡の映像で、たくさんの方が感動していました・・・爆笑問題が出なきゃもっとよかったんですが。
私が主催している「天文学ファン」コミュニティで、
弟さんがすばるのアクチュエーターを作ったという方がいらして、DVD「未知への航海」をいただき、ゆっくり見ました。（あくまでも「ファン」ですから）
左絵子先生が、現代日本の高度な先進技術が無ければ「すばる望遠鏡」はできなかったと仰っていましたが、まさにその通りですね。
感動して、つい涙がこぼれてしまいました。
DVDの中で、三菱電機が望遠鏡を作っていると初めて知りました。
ものすごい技術ですね。
ガラスの膨張率を極端に低くすることや硬度を上げることなど、難しい問題も次々クリアされて行くので、日本ってすごいと思ってしまいます。
天文学のためにも、もっともっと元気な国であり続けて欲しいですね。
投稿者 sopuranovoce : 2008年9月6日 09:37
こんにちは。コメントありがとうございます。
爆笑問題の番組は台湾でもNHK World premium で放送されていてみることができました。自分の分野だからか、もうちょっと議論が盛り上がればよかったのに、とも思ってしまうのですが、他の分野もあのくらいでしたでしょうかね？
ちなみにすばる望遠鏡の主鏡ガラスは、残念ながら日本の製品ではなくてアメリカのコーニングというガラスメーカーが製作したものです。この会社はパロマー山の望遠鏡やハッブル宇宙望遠鏡の主鏡も担当した、経験豊富な会社です。
これからは国際協力でひとつの望遠鏡を作っていく時代に入ります。そういう世界で日本の技術が活躍できるというのはうれしいですね。
投稿者 平松正顕 : 2008年9月6日 13:35
今日は〜＾＾またブログ覗かせていただきました。よろしくお願いします。
投稿者 グッチ トートバッグ : 2012年11月10日 04:22
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