2009年7月30日
日食報道
台北-那覇間はチャイナエアラインが1日2往復飛んでいます。写真は、沖縄で日食を見た翌日、台湾に帰る飛行機に載る直前でもらった琉球新報と中国時報。どちらも1面トップは皆既日食の写真でした。中国時報の方は1面の下半分は広告だったので、ほんとに日食の写真だけ。さらに新聞を開くと2面と3面も『20億人が見た！アジア大熱狂！』みたいな意味と思われる文字が躍る日食の記事で、インドや中国、そして台北での日食観察の様子などがたくさんの写真と一緒に掲載されていました。いつも台湾のテレビや新聞をチェックしているわけではないので、今回の日食に関して台湾でどれくらい盛り上がってるのか良くわからなかったのですが、すくなくともこの新聞の扱いを見る限りでは結構話題になっていたんですね。僕が所属する中央研究院天文及天文物理研究所のウェブサイトでも、1週間くらい前に日食観察についての注意事項やピンホール式観察装置の自作ガイドみたいな記事が載っていました。
さあ、次は2012年の関東金環日食です。人口密集地が金環帯に入るということで、騒ぎは今回よりも大きくなるかもしれません。日食観察グラスやカメラ用のフィルターのご購入はお早めに。かく言う自分も今回は撮影用のフィルタを准教授さんから借りたので、次回こそは自分で手に入れなければと思っています。次回は各地でいい天気だといいですね。
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