2005年10月27日
母校へ
今日は、母校(高校)へ行ってきました。
なぜって?
学部学科説明会なるもので、話すためです。
後輩たちに大学の概要、進路の決め方、受験勉強の方法、みたいなことを偉そうに話してきました(笑)
母校はいわゆる進学校と呼ばれているとある県立高校ですが、
学校行事がやたらと盛んで、本当に進学校か?と通っていた自分でも思います。
高 3 の 9 月まで文化祭やら体育祭に燃えてますから。
そして進学校には珍しく(?)、理系文系というクラス分けがありません。
3 年生は必修科目とは別に選択科目があって、自分の進路に合った授業を選んでいきます。
とはいっても、自分で好きに選べるので、理系の人間でも古典や日本史を、
文系の人間でも数学Vとか物理とか取れるわけです。
さらに、すべての科目が必修であることも特色でしょう。
理系文系わかれないので、全員が全員、理科なら物理・化学・生物・地学を、
社会なら日本史・世界史・地理・倫理・政治経済を 3 年間で履修するわけです。
こんな学校、なかなかありません。
3 年生にもなって地学・日本史・政治経済が必修ですから(笑)
でも、このことは今の自分にすごく役立っている気がします。
もちろん、授業でやったことの大半は忘れてますけど、知らないと忘れてるは違いますから。
先日の日本天文学会の天文教育セッションで、
「文理分けシステムの再考を」という研究発表があった。(発表は国立天文台の A 助教授)
僕自身、ああいう環境で高校時代を送ったせいか、
文理分け、特に高校入学後すぐの文理分けには抵抗があります。
なんでそんなに早く自分の方向性を決めなくてはいけないのか。
もっといろいろ体験してみたからでいいではないか。
そう思うのです。
また、理系の人間が歴史や政治、古典のことを知らなくていいのか、
文系の人間が物理や地学、数学のことを知らなくていいのか、といったら、
そんなことはないと思います。
なんか文理分けということが、
高校での勉強を受験のための勉強にしてしまっている気がします。
でも、本当はそうじゃない。
大学に入るためだけに勉強しているわけではないはずです。
もちろん、文理分けがまったく悪いとは思いません。
自分の好きな分野を、より早くから、より深めていくことができますし。
ただ、専門だけに偏ってほしくないと思います。
これは大学生でも同じですけどね。
説明会の資料を作りながら、そんなことを考えつつ、
母校のカリキュラムは、必修ですべての科目を履修しつつ、選択で自分の専門を深められる、
いいシステムだったなぁと思いました。
その良さを、十分に後輩たちにも活かしてほしいと思って話してきましたが、伝わったかな?
投稿者 KEN : 23:24 | -
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