2005年11月28日
WS 「 21 世紀型科学教育の創造」
昨日・今日とタイトルのようなワークショップに参加してきました。
半分はアルバイト。でもポスター発表もしてきたり、討論には参加したりしました。
このワークショップはもう3年目なのですが、
これほど多岐多様な方と出会える研究会は他にはあまりありません。
天文教育・理科教育的な研究会等に行くといつも同じメンツですから(笑)
もちろん、どこにでもいる人はいるものですが・・・。←ってか、自分がそうだろう(笑)
これに匹敵するのは科ボ研くらいでしょうか。
注:科ボ研 = 科学教育ボランティア研究大会の略
さて、今回のテーマは「-人々と科学のかかわり(Public Engagement)-」。
多摩六都科学館館長の高柳さんやの基調講演を聴いたあと、
国立教育政策研究所の小倉さん、NHKの番組制作局の高山さん話題提供があり、
そしてグループディスカッションという流れ。
高柳さんは、自分が天文に入るきっかけとなった「NHKスペシャル 銀河宇宙オデッセイ」のプロデューサーをやられていた方。
とても刺激的なお話を聴くことができました。
メイン(と自分が勝手に思ってる)のグループディスカッションでは、
僕は「生涯学習施設において求められる人材像 -コミュニケーションの視点から-」というテーマのグループに参加。
記録をとるのに必死だったので、あまり発言はできませんでしたが、いろいろと考えさせられました。
その中のひとつ。
生涯学習施設に「コーディネーター」の役割をする(できる)人材が必要だ、という意見が出ました。
日本ではその文化はあまり根付いていませんが、僕はもっともだと思います。
本来、科学館等の生涯学習施設は、「研究者(もしくは研究結果)」と「一般市民」をつなぐ場をセッティングする、まさに「コーディネーター」であるべきものだと思います。
しかし、現状では施設自身と一般市民や学校の先生方とのつなぎでさえ、不十分に感じます。
学校と施設が出会う場をつくるコーディネーターは必要なのです。
(学校側にもほしいところです。)
自分も将来、科学系生涯学習施設で働きたいと思っていますので、
今日の議論を踏まえ、自分に何が足りないのか、何が優れているのかを見つめなおしていきたいと思います。
投稿者 KEN : 23:30 | 2007年度以前の記事
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コメント
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投稿者 beats by dre : 2013年5月13日 22:03