2005年8月28日
『星に願いを 〜7畳間で生まれた410万個の星〜』
去る26日(金)に、フジテレビにおいて、メガスターを作った大平さんの物語がドラマ化され放映されました。
そのドラマを家で見ていたわけですが・・、感想を少し。
ドラマ自体は、実際の話を元にしているとはいえ、フィクションなので、
まぁ、そう割り切って見ていました。
実際に太平さんを知っていると、
どうも堂本剛さんの印象(演技?)とはどうもかぶらないので違和感はありますね(笑)
何よりも感動したのは、ドラマのストーリーでもなく、プラネタリウムについてでもなく、
仲代達矢さん演じる若宮さんが、堂本大平に対して、諭す(?)シーン。
自分が若宮さんに言われてきたことが、フッと思い出されました。
自分が天文学・さらには天文普及の世界に入ってきた、
このことに対する若宮さんの、川崎の科学館の影響というのは、かなり大きいものがあります。
改めて、それを感じることができましたね。
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物語の最後に、藤木直人さん演じる宇宙物理学者、武田が
「今ではきみがいっていたことがわかる。星は、ただ見るだけでもいいものなんだ」
みたいなことを言うシーンがありました。
それもいいとは思います。
僕自身、何も考えずにボーっと星空を眺めることは好きです。
でも、やっぱりそれだけじゃなくて、
物語の冒頭で武田が言っているように、やはり星を見て何かを考えてほしい。
ただ「キレイだな」だけではなく、どんなに小さなことでもいいから、疑問を持ち、考えてほしい、
そう思います。
メガスターが投影する星々は、やはり素晴らしいものです。
しかし、それだけでは、「きれい・美しい」だけです。
その星空をどうつかって、何を伝えていくのか、これがプラネタリウムにとって大切なことだと思います。
もちろん、プラネタリウムで伝えられるのは、天文学には限りません。
そのなかで、僕たちはどう、プラネタリウムで天文学を伝えていけるのか、
もう一度、この天プラの原点を考えていかなければならないな、と感じました。
投稿者 KEN : 23:53 | -
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コメント
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投稿者 Cheap Hermes bags : 2013年5月13日 15:45