2006年11月5日

first time 2

昨日の夜の観望会は、雲がかなり広がりつつもなんとかお客さんに月を見せることができました。

で、昨日の発見。

満月近い月であれば、太陽投影盤で月が映せるんですね!
さすが満月。その明るさは伊達じゃありません。
写真が見せられれば良かったのですが、なにぶん暗くて。。。
これなら、月の海やクレーターの説明も楽ですし、
月の模様の話(どこがウサギに見える、とか)も簡単です。
もちろん、太陽投影盤である必要はなく、
アイピースの前に白い紙を、焦点が合うようにかざせば大丈夫です。
名刺の裏とか、いいですね。
ぜひ試してみてください!

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で、今日は毎月恒例の三鷹第四小でのアストロクラブ。

二学期に入ってから、アストロクラブは晴れれば校庭で観望会、
曇ったり雨だったら理科室で天文のお話、というスタンスで行っているのですが、
なかなか晴れない晴れない。
そもそもアストロクラブは、
創部(?)前の宣伝を兼ねた全校観望会(「○× Quiz」参照)以来、一回も晴れていないのです。

そして、今夜、待ちに待った晴天です。
11 月にして始めて観望会が実施できました。

昨日習得した(笑)月の投影もさっそく行い、アルビレオやベガも見てもらいました。
子どもたちも校庭で走り回る走り回る(苦笑)
まぁ、それだけ嬉しかったんだと思います。

観望会が終わって、望遠鏡を片付け、ふと空を見上げると空一面の雲。
危機一髪でしたよ。

来月も晴れるといいですね。

投稿者 KEN : 23:55 | 2007年度以前の記事 | コメント (368) | トラックバック (106)

2006年11月4日

first time

僕の通っている東京学芸大学は、11/2〜11/5 が大学祭です(今年は)。
天文系のサークルには入っているので、
そちらでは展示をつくったり、プラネタリウムを投影したり、子どもたちと工作をしたり、といろいろやるのですが、
さすがに院生、そっちにはあまり関わっていません。

その代わり研究室の方のお手伝いを少々。

天文学研究室では毎年、クイズラリーと観望会をやっています。
観望会は昼間は太陽(とベガ)、夜は月などを見せるのですが、
望遠鏡をスムーズに扱える人間が、メインとなる 3 年生にはまだいないので、
望遠鏡操作の指導をするのです。

そして今年はなんと!

学生生活 5 年目にして初めて観望会が実施できたのです!

つまり、今まではずっと曇りか雨だったんですね。。。

当然、ノウハウがあまり蓄積されていませんし、
望遠鏡のシステムも一部変わったので、最初は結構ドタバタです(苦笑)
それでも昼間には太陽を見せることができ、黒点もしっかり出ていたのでホッとしました。

夜も、少し雲と戦いながらも月やベガ、アルタイルを見せることができました。
 #夕方に局所的大雨が降ったのには肝を冷やしましたが。

明日も晴れそうで何より何より。

投稿者 KEN : 23:25 | - | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年11月3日

Cometary Summer School

今日のお昼から、八王子の大学セミナーハウスで行なわれている「彗星夏の学校」に参加しています。
もう 11 月にもなるのに夏の学校?と思われるかもしれませんが、
本来ならば、 8 月の末か 9 月の上旬に行なわれていたのです。
今回は、都合によりこの時期の開催となりました。

当然、その名の通り、彗星、そしてそれに関連する天体(小惑星・流星など)について、
研究発表や論文の輪読を行なわれます。
同じような集まりに「彗星会議」がありますが、
これはどちらかというと学会的要素が強いのですが、
彗星夏の学校は、まさに勉強会といった感じ。
慣例では、かならず発表か輪読かをしなければならず、少人数で中身の濃い話をすることができます。
今回はディープインパクトの論文で盛り上がりました。

太陽系の分野は天文学の中でもアマチュアの活躍が目立つ分野。
この夏の学校も半数以上の方がアマチュアです。
本業を抱えつつも、勉強・研究していこうという気持ち、見習いたいと思いました。

投稿者 KEN : 22:11 | 2007年度以前の記事 | コメント (0) | トラックバック (1)

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