2006年3月21日

Local

本日、NPO法人 子ども生活ゆめこうばの主催する「春の子どもバザール」というのに参加してきました。
天プラでブースを出してみませんか、というお誘いを受け、太陽が見られる望遠鏡と月面体重計をもって参戦。
もちろん、ATPも登場です。

太陽はおとなも子どもも感動してくれました。
ちょうど時期的に黒点が少ないときでしたが、小さい黒点がいくつか見えました。
すぐに望遠鏡の視野からいなくなってしまう太陽に、地球の自転の速さに驚く人も多かったですね。
月面体重計も大人気。
女の子はなかなか乗りたがらないですが(笑)
月の写真が何枚かあったのですが、もう少しきれいな天体写真を持っていけばよかったと思いましたね。
写真は会話を始めるいいきっかけになります。

さて、今回このような企画に参加させていただいて、強く感じたのは「地域」というもの。
今回の参加者がどのような地域の結びつきがあるのかはわかりません。
「三鷹」という広いものなのか、もっと狭い地域のコミュニティだったのか、
そこはわかりませんが、なにか、地元っていいな、と感じるものがありました。
子どもたち同志の交流ももちろん、おとなの方々の交流、
そしてシニアの方と子どもたち、上級生と下級生といった縦の強いつながりを感じました。

今は、学校も私立に行ったり、アパートやマンションが増えて人の出入りが激しかったりと、
昔からある「地域ぐるみ」「お近所付き合い」というものがなくなりつつある気がします。
隣近所に誰が住んでいるかわからない。
育児などの相談もできない。
そんな問題がニュース等で取りざたされることもありますが、
今回のバザールの雰囲気は、そのような問題があることを忘れさせてくれましたね。
まだまだこのような活動が残っていることが救いになっているのだと思います。

もう一つ感じたのは、お父さんのパワー。
穴を掘って作ったかまどで炭火で豚汁を作ったり、
「逆玉いれ」なる企画を考えて子どもたちと一緒に走り回ったり、
お父さんも少年に戻ってる、という感じがしましたね。
天プラブースでも、熱心に自分の子どもに説明しているお父さんの姿をかなり見かけました。
お父さんの方が目が輝いていましたね(笑)
いや、これはすごく大事だと思います。
子どもはおとなの背中を見て育つとよく言われますが、
お父さんが天文を楽しんでいれば、その姿を見ている子どもたちも天文が好きになるでしょう。
もちろん天文に限りません。
そして、お父さんに元気があれば、子どもたちも活発になるのではないでしょうか?
自分もああいう父親になりたい、そう感じましたね。

投稿者 KEN : 23:19 | 2007年度以前の記事

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