2007年4月8日
37th Comet Conference
昨日今日と、「彗星会議」なるものに出席してきました。
これは毎年開催されている彗星に関する研究会で、
アマチュアからプロの研究者まで、幅広い人が集まります。
今年は 37 回目。
会場は新潟県は八海山の麓にある日本大学理工学部のセミナーハウス。
自分の専門は彗星ではありませんが、
福島さんの手伝いで彗星観測の手伝いをすることもありますし、
元々興味はあった天体なので、
学部 1 年のときの 33 回から毎年、出席しています。
今回は実行委員として参加、受付の手伝いやその他諸々の雑用をしながらの参加でした。
去年もですけど(笑)
#そういえば、去年は卒業式の後、そのまま夜行で行ったんですよ(苦笑)
今回のメインは、有名な「池谷・関彗星」の発見者、関勉さんの講演。
独特な語り口で、観測生活の様子や発見に至る道のりなどを話してくださいました。
「自分には才能も運もないから努力するしかなかった」という言葉に、すごく重みがありました。
分科会は門田健一さんが座長を務める「撮像観測」に、去年に引き続き参加。
そして夜は 雲間の隙間を狙って、セミナーハウス所有の 60cm 望遠鏡で彗星を狙うも、
雲に阻まれて観望できず、土星のみとなりました。
その後の懇親会では、毎年定例となった織部隆明さんによる「彗星カルトクイズ」。
毎回毎回、あれには敵いません(笑)
ただの彗星の写真出されて、何年何月何日の写真でしょう! とか言われても、わかるはずがありませんよ。
でも・・・当たる人いるんですよね〜。
背景の星座の星とかを参照して。
今回、クイズ王に輝いたのは吉本勝巳さん。
しかし、一番すごいのはクイズを考えている織部さんじゃないかと(笑)
翌日(=今日)は研究発表。
中村彰正さんや吉田誠一さんの発表はいつ見てもすごいと思いますね。
そして、今回は門田さんの発表が良かった!
確認観測の現場の緊張感、臨場感が伝わってきましたよ。
解散後は、関さんや実行委員長の村上茂樹さん(シュナイダー・村上彗星の発見者)たちとお食事。
で、今に至ります。
というわけで現在、越後湯沢駅。
これからのんびり鈍行で帰ります(笑)
会議の様子はこちら。
投稿者 KEN : 15:49 | 2007年度以前の記事
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