衝撃の事実。

2006/Nov/1/

幼少の頃読んで人生に影響を与えた本のうち一冊が、チャペックの「さあ、みんなおはなししよう」という童話です。
ついいまさっきまで私はこのチャペックをR.U.Rで有名なカレル・チャペックだと思っていました。絵も一緒だし。
兄のヨゼフ・チャペックだった…!!

あーびっくりした。

ちなみに内容は、チャペックおじさんが近所の子供たちの暇つぶしに色んなお話をせがまれて教訓混じりに語っていく、というものです。
確か出だしはこんな感じ。

「チャペックおじさんおはなしおじさん、さあ今日もぼくたちにおはなしを聞かせてよ」
「ものがたりなんかじゃ駄目だよ、本当にあったことじゃなきゃぼくたち面白くないからね」

で、繰り広げられるチャペックおじさんのおはなしはすべて”大人たちが買い物の時に話してるみたいなほんとうのこと”として語られるわけなのです。
授業中にあんまり暴れる男の子がある日ついに”留め金がはずれたように”バラバラになってしまったり。
人の話を全然聞かずに自分の言いたい事だけ喋り続ける女の子がいつの間にか壊れかけた馬車の車輪に変わって思う存分ギイギイ鳴りつづけたり。
どう見ても推薦図書にはなりそうにない童話が好きでした。

天文関係なくなってきましたが(笑)童話の話は色々語りたいのでカテゴリ作成しました。
皆様お勧めの童話とか絵本とかありましたら教えて下さいませー。

投稿者 ナツガリ : 15:37 | 絵本・童話

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