六本木天文クラブで行った太陽系外惑星の命名案募集キャンペーンは、6月7日に応募を締め切り、全部で27の名前の案が寄せられました。選考委員会での議論の結果、以下の命名案を六本木天文クラブとして国際天文学連合(IAU)に提案する名前として選定いたしました。
HD 104985 系
主星名:Persikos(ペルシコス)
惑星名:Kuon(クオン)
命名理由:
日本で発見された最も古い系外惑星で、岡山天体物理観測所が発見
したということなので、日本の最も古い時代(神々の世界)をモデ
ルにした物語で、岡山にゆかりのある桃太郎にちなんでつけました。
主星は、桃を意味する、古代ギリシア語のペルシコス。惑星は初め
に仲間になった犬の古代ギリシア語であるクオンです。
次点としては、ポルックスの惑星に、ギリシャ神話においてPolluxとPhoebeの間に生まれた子がの名前である「Mnesileos」(ムネシレオス)を提案して下さった案がありました。ご応募いただいた皆さま、ありがとうございました。
今後、世界中から提案された命名案が一般投票に掛けられて、最終的に2015年8月のIAU総会で発表される予定です。引き続き、ご注目下さい。