趣旨
異分野の専門家が集まって、ざっくばらんに宇宙について語り合う宇宙図対談シリーズ。今回は東京大学本郷キャンパスでの開催です。ゲストは、美学を専門とされる大阪大学教授の藤田治彦先生。「天体の図像学」などの著作のある先生とともに、宇宙図制作員会の美術家小阪淳さん、コピーライター片桐暁さんらが、宇宙について語り合います。
今回のテーマは、宇宙を描く、ということ。古来、人々は太陽や月、星などの天体や、さまざまな天文現象に意味を見いだし、あるいは持たせ、私たちの世界観の中に取り込んで来ました。これまでの美術の歴史における天体の扱いを知ると共に、現代天文学が切り拓いた宇宙の姿が、今後どのような形で人々の世界観の中に取り込まれていくのか等、自由に議論していきたいと思います。
本イベントは、天文学普及プロジェクト「天プラ」が平成27年度子どもゆめ基金から助成を受けて実施します。
開催情報
- 演題
- 「宇宙図」-人は宇宙をどう描いてきたか-
- 日時
- 2016年2月28日(日) 14:00-17:00
- 会場
- 東京大学 理学部 小柴ホール
- 定員
- 100名
- 参加費
- 無料